多くの企業で導入、利用されているSalesForce(セールスフォース)にデータを自動投入、更新等を行うオプションサービスです。クローラーで取得したデータを社内で日常的に利用しているシステムに自動連携、クローラーを意識することなく必要なデータを最速で利用ができます。取り込みにあたって好ましいデータ形式への変換、複数の条件で名寄せ等の実施や、社内で利用しているユニークなキーを特定して自動割り振りなどを行うことも可能です。
連携の方法は複数ありますが、APIを利用する方法が標準的です。SalesforceのAPIは複数の種類が用意されていますSOAP、API、REST APIなどご要望の方式でご対応が可能です。
セールスフォースは営業、マーケティングの領域で活用されていることが多く、単純にデータを参照するだけではなく、データを更新できる人、できない人といったように権限が役職や階位からくる異なる状態で運用されているケースも多いという傾向があります。データ連携においては、単純にレコードを追加、更新する以外にも、社内で利用される中で必要とされるデータを追加で付与して連携するといった対応までさせて頂いております。
こちらのオプションをご依頼いただく中で、最もご要望として多いのは、同一の企業を、異なる表記でもまとめるための名寄せです。社名などは取得するサイトによって表記が異なることに加えて、支店などの場合は新設されているケースもあります。こうした同一性を特定するためには、住所データ、サイト内の運営会社の詳細な情報等、人間が同一性を判断するために必要とする情報を活用する必要があります。セールスフォースのクローラーデータの自動連携においては、人間が行っている名寄せに近しい機能を求められることが多くありますが、その場合、単純なルールによる一致のみの場合は、SalesForce(セールスフォース)データ自動連携オプションの料金のみでご対応が可能です。人と同じようにあいまいさがある中で、その他の情報を加味して総合的に判断をする、いわゆるAIを利用して実施する場合は、別途「AI処理オプション」が必要となります。