インターネット上に公開されているホームページからデータを収集するクローラーですが、ビジネスにおける活用方法として最も人気があるのは営業リストの作成です。ただ、データを収集するだけでもある程度の結果は見込めますが、せっかくコストをかけて実施するのであればより効果的な営業リストにしたいものです。
より魅力的な営業先の条件を設定して、その情報もネット上から集める
営業リストの多くは販売したいと思っている商品やサービスを必要とするであろうターゲットをピックアップして作成していくことになります。この時、業界、エリア、企業規模など、一般的な営業リストの項目を収集することになりますが、これだけでは魅力的なリストとはいえません。ただ、攻めるだけのリストではなく、受注確度がより高い条件をさらにつきつめていくことが大切です。たとえば、特定の広告を購入している企業をピックアップするというだけであれば、一般的な営業リストになりますが、広告の出稿量が多いほど受注確度が高いのであれば、なんとかしてこの項目もデータとして収集できないかを考え、収集方法を工夫することが大切です。
営業で利用する企業リストができたら重要な項目で並び替えて重要順にまとめる
先ほどの例であれば、広告を出している企業をリスト化するだけでなく、広告の出稿量もデータとしてカウントしてまとめていったわけですが、さらにこの項目で並び替えを行い、企業リストを重要度の高い、優先的に攻めるべき企業が上に来るように並び替えを行うところまでしっかり行うことが大切です。営業活動は決められた期間内で、いかに効果的に売上を作っていくかを突き詰めていくことが重要です。ただリストを作成するだけなく、有効な要素を盛り込み、確度の高いところから攻めていくということをしっかりと行っていかなければなりません。当然、営業リストもそれに目指して、項目の収集、並び替えまで行うのが効果的です。